結果 第198回 東海大学長距離競技会 13分台で高校生は何人走ったのか!?
今回も高校生中心です。
条件も良く、多くの選手が予想通り、好記録で走りました。高校生も13分台が5名と素晴らしい結果となりました。
大学生も実業団も13分台は当たり前になってきましたね。
それにしても秦野カルチャーパークはいつも条件が整いますね。素晴らしい記録会会場です。
この記録会が開催される前日に山本選手(自由が丘)、中原選手(智弁カレッジ)が13分台で走り、当日の京都陸協記録会でも佐藤選手(洛南)が独走で13分台走るな大盛況でした。ライバルたちの13分台の情報は入っていたでしょうから東海大記録会を走る選手は相当、気合が入っていたでしょう。
以下、20組目結果(13分台を狙う組)
高校生
鶴川正也(九州学院3)13分45秒28
野村昭夢(鹿児島城西3)13分48秒83
佐藤榛紀(四日市工3)13分50秒31
佐藤条二(市立船橋3)13分59秒05
五十嵐喬信(水戸工3)14分00秒03
山川拓馬(上伊那農2)14分01秒21
※立教の上野監督が3000mまでペースメーカー3000mを8分15秒くらいで通過とのこと。
21組目結果
堀田晟礼(千原台3)14分01秒67 ※組トップ
新たに13分台に入ったのは四日市工業の佐藤選手と市立船橋高校の佐藤選手!
四日市工業の佐藤選手の記録は三重県高校記録。オリンピック代表中村匠吾選手(現在 富士通)の持つ記録を超えたようです。
また、鶴川選手を筆頭に野村選手、山口選手もいつでも13分台で走れる力を見せてくれました。本当に強い!
山口選手はまだ2年生。これからどこまで伸びるのか注目。ちなみに記録は高校歴代2位の記録!
鶴川選手の記録も熊本県高校記録になると思います。
五十嵐選手と山川選手も非常に惜しかった!五十嵐選手は注目していましたが、これは完全復活と見ていいでしょう。2年間の悔しさがある分、今後の伸びしろは抜群だと思います。山川選手も2年生で地元の強豪校佐久長聖勢と切磋琢磨して大化けする予感です。
そして20組目はで走ることは叶わなかったのですが、21組目で熊本県で鶴川選手の好敵手である堀田選手(千原台)が組トップの走りで13分台目前まで迫りました。たらればですが、20組で見たかったですね。
今回は世間で言う厚底シューズがトラックの公認レースで走れる最後の試合でした。
なので、記録を狙いに来た選手が多かったように感じました。
現地の方々の話だと好記録を出している選手の使用していたシューズは以下の通り。
シューズなら
ナイキヴェイパー
(ネクスト% or アルファフライ)
スパイクなら
ナイキズームXドラゴンフライ
だったようです。
その中で上記で結果を記載した高校生の中で市立船橋にの佐藤選手はアシックスのメタレーサーを使用しており、千原台の堀田選手はナイキのマトゥンボを使用していたようです。
駅伝シーズン、ロードレースシーズンは問題ないですが、今後12月以降トラックレースで各選手が何シューズを使用するかも注目していきたいと思います。
ちなみにドラゴンフライは中々売っていない。(転売で10万だったりします)それくらい良いシューズなんでしょうけど早く安定供給して欲しい。