airuchannelの日記

初めまして、子育て、駅伝、スポーツなど様々なことを書いていければと思います。特に駅伝は三大駅伝、ニューイヤー駅伝なども見に行くほど好きです。ほとんど駅伝記事になるかもしれませんが、よろしくお願いします。

鉄紺の逆襲はあるか! 第97回箱根駅伝は東洋大学の復活に注目!

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第96回の箱根駅伝で11年続いていた箱根駅伝総合3位以内の順位を10位まで落としてしまった東洋大学。なんとかシード権を獲得しましたが、東洋大学らしくない走りでした。
あれから1年が経ち、東洋大学は再び箱根駅伝で輝きを取り戻しそうな予感がします。


そして個人的に復活しそうなポイント書きました。


①西山選手の調子

 

10000mで28分03秒の好記録を出すも全日本大学駅伝は7区13位と不本意な走りになっていまいました。全日本大学駅伝後に國學院、法政と合同練習を行い、富津のロードコースを独走で20kmを58分53秒で走るなど復調をアピールも日本選手権も納得いく走りは出来ていません。
しかし、酒井監督曰く「良い練習が積めている」とのことなので、これまでの結果はあくまで箱根駅伝のためにと思って良いのではないでしょうか?
(力がないと10000m28分03秒では走れない)
最後の箱根駅伝に向けて万全の調整で臨んでくると思います。全てが噛み合った西山選手が箱根駅伝に帰ってくると思います。

 

②吉川選手、蝦夷森選手の復活

 

吉川選手も怪我の状態が思わしくない日々が続いていたようですが、現在は練習を継続できているようです。全日本大学駅伝は無理せず回避して箱根駅伝一本に合わせている模様。
上手く合わせることができれば東洋大学はもう一本強力な柱が戻ってくることになります。

蝦夷森選手も期待の選手。捻挫で全日本を回避したようですが、酒井監督も「往路を走るくらいになって欲しい」と思っているようで、期待値はかなり高そうです。

蝦夷森選手がどの区間にいるかも大きなポイントとなりそうです。

 

③松山選手の成長


正直、まだ底を見せていないイメージです。高校時代からロードの実績、勝負強さは抜群。全日本大学駅伝では2区に抜擢されて区間7位。この結果が物足りなく感じてしまうほどまだ実力を出していない気がします。
例年、東洋大学の1年生が仕上がってくるのが上尾ハーフ後くらいからなので、全日本大学駅伝出走時よりも大きく成長した松山選手が箱根路で大暴れする可能性があります。


④宮下選手の5区


やはり今年の5区区間記録保持者が控えているのは大きいです。今年は基本的な走力も上がり、5区で69分台で駆け上る可能性は十分。他大学もかなり警戒しているのではないかなと思います。宮下選手が5区にいるだけでチームには安心感。他大学には脅威を与えることができると思います。


東洋大牛久コンビ(個人的に)

 

これは勝手に私が注目している選手たちです。
千葉県の我孫子中学校から茨城県東洋大牛久へ進学。そして東洋大学で1年目からレギュラーと同じ道を辿る2人。前田選手と佐藤選手の先輩後輩コンビです。
前田選手は長身の大型ランナー。今年の全日本大学駅伝エース級の選手と肩を並べて走るまで成長しています。
一方、佐藤選手は小柄でガッツのある走りが魅力。全日本大学駅伝でも3区でしっかりと走っています。
この2人の走りが東洋大学の鍵を握っているような気がします。


⑥ロード特化の練習


全日本大学駅伝後、東洋大学の主力選手たちはロード練習をメインに実績的な練習を積んでおり、数字には表れていない強さが養われているのではないかと思います。ロードレース出場もなく(開催自体がない)トラックレースも12月以降は厚底シューズが使用できないとなれば箱根駅伝本番で使用するシューズで質の高い練習をしたほうが活きるという判断かなと思います。
トラックの記録は捨てて箱根駅伝一本」の意気込みを感じます。


というわけで

 

①西山選手の調子
②吉川選手の復活
③松山選手の成長
④宮下選手の5区

⑤東洋牛久コンビ(個人的に)

⑥ロード特化の練習


どうでしょう。往路優勝、さらにその先が目指せるだけの状況が整って来ているような気がします。
あとは怪我人、病人、ピーキングなど色々な要素がありますが、今年の箱根駅伝で上手くいかなかった経験を活かしてくると思います。
他にも伸び盛りの児玉選手腰塚選手。最上級の大澤選手など力のある選手もいます。
急成長中の清野選手など面白い選手もおり、挙げればキリがありません。
酒井監督もキーマンは「全員」と言っています。


今年の箱根駅伝は激戦になることは間違いないと思いますが、全員駅伝で東洋大学の復活に注目したいです!