airuchannelの日記

初めまして、子育て、駅伝、スポーツなど様々なことを書いていければと思います。特に駅伝は三大駅伝、ニューイヤー駅伝なども見に行くほど好きです。ほとんど駅伝記事になるかもしれませんが、よろしくお願いします。

高校時代5000m15分台でも箱根駅伝を走れる理由について考えてみた。

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今年も高校時代の持ちタイムが5000m15分台のランナーが箱根駅伝を走りました。私の友人にも高校時代5000m15分台で箱根駅伝区間上位で走った選手がいます。
というわけで今回は15分台ランナーでも箱根駅伝を走れる理由を考えてみました。
走った友人の話も交えています。


■成長の違い

 

成長期というものは誰しもあるもので、またその時期は人それぞれです。身長が急に伸びたり、骨格が変わってきたりする時期は発達にエネルギーが行ってしまい、身体が上手く使えず、結果が出ないことが多いと推測します。また、身体が成長している段階だと故障もしやすい気がします。
いわいる早熟という表現は成長期が早く訪れた選手のことを言うと思います。
身体の成長が遅い選手ほど大器晩成型で大学に入ってから成長が落ち着くと飛躍的に伸びていく可能性があるのかなと思います。

 

友人は大学入学後〜2年時終わりまでに6cm程身長が伸びました。その間は故障も多く、筋力も付きづらかったそうです。
3年時から身長が止まり、怪我も減って筋力がついたのか体重も増えたそうです。

そこからは記録も向上し、選抜合宿などにも選ばれるようになり、箱根駅伝を走るまでに至りました。


■練習量

 

これも人それぞれなのですが、高校によって練習量が違ってきます。地道に長い距離を走り込むチームもあればレベルの高いスピード練習を行う高校もあります。
また、その両方を行うチームもあります。
逆に朝練習がなく、練習もjog中心の高校もあったりします。
練習量が少ない高校から大学に入学した選手は入学時こそ練習量に戸惑いますが、慣れてくると飛躍的に伸びる可能性があります。


友人の高校時代は、朝練習はなく部活動も短距離中心で短距離と動き作りを行ったあとjog中心の練習だったそうです。1週間に1回1000mのインターバルをやっていたそうで、ペース走などはやった事はなかったそうです。

 

■生活の改善

 

箱根駅伝を目指す大学のほとんどが寮生活を行っていると思います。当然、寮則があり競技を最優先すべく規則正しい生活を送っています。

生活=即競技ではありませんが、規則正しい生活を送ることによって生活リズムが整い競技力があがることも考えられると思います。

 

友人は夜遅くに見たいTVがあれば夜更かしして、食事なども特に考えることなく食べていたそうです。寮に入ることで生活リズムが整い、食事、睡眠に関しては実家で暮らしている時よりも間違いなく良くなったそうです。


■素直さ


これは強い選手、弱い選手関係ないのですが、高校時代に実績がない選手ほど変なプライドがなく、言われた事に対して素直に実行できるような気がします。実績がないぶん強くなろうということに対して貪欲な気がします。


友人も与えられた練習メニューや言われた事に関して強くなるためにという思いで必死にこなしたそうです。わからない事があれば監督、コーチに聞いて実行していたそうです。知識や実績がなかったため、素直に聞いて知識を吸収することが出来たそうです。

 

■記録だけなかった

このパターンも少なからずあります。駅伝の実績は抜群にあるのにレースに出場していないからなのか5000mの持ちタイムが全くない選手。現在では稀ですが昔は結構いたような気がします。

 

友人の話を聞いて思ったことを書いてみました。当然、本人のやる気や努力という部分に勝るものはないと思いますが、上記のような理由も少なからずあるのではないかなと思います。

 

高校時代に思ったような成績を残せなかった選手もまだまだ発展途上だと思います。どこで自分の才能が開花するかわかりませんので、自分の可能性を信じて頑張ってほしいです。