airuchannelの日記

初めまして、子育て、駅伝、スポーツなど様々なことを書いていければと思います。特に駅伝は三大駅伝、ニューイヤー駅伝なども見に行くほど好きです。ほとんど駅伝記事になるかもしれませんが、よろしくお願いします。

箱根駅伝優勝へ虎視眈々!レースに出場しない東海大学が不気味な存在に

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全日本大学駅伝で惜しくも2位となった東海大大学ですが、全日本を走った主力選手がその後レースに出場していないなど箱根駅伝に向けて不気味な存在です。東海大学は今年王者への返り咲きはあるのでしょうか。


少し考えて見ました。


①全日本で見せた底力


全日本大学駅伝ですが、見事な追い上げで2位になりました。2区で市村選手が本来の走りができず、17位まで大きく順位を落として優勝戦線から離脱かと思いきや、しっかりと全員駅伝で優勝戦線に戻って来ると8区終盤まで優勝争いを演じました。
一度切れてしまった流れを呼び戻すチーム力は驚異的です。


②石原翔太郎選手の台頭


全日本で見せた走りは衝撃的でした。襷をもらった位置もそれほど良くなかったのですが、先頭の背中に追いつこう言わんばかりの攻めの走りで見事に4区区間新記録で走り切りました。区間記録保持者は塩尻和也選手(順大→富士通)だっただけに余計にインパクトがありました。
全日本後は記録会に出場せずに箱根駅伝一本に合わせている模様。出場していたら凄い記録をだしていた事でしょう。
1年生ですが、石原選手が頭角を現した事で箱根駅伝での戦略の幅が広がりました。
何区を走るかも楽しみです。


③5区西田選手の存在感

 

今年の箱根駅伝は怪我の影響などもあり、区間7位でしたが、前年度は区間2位。元々の走力に加え5区への適正能力が伺えます。
今年は10000mで自己記録を更新するなど走力も上がっており、万全に仕上がっていれば区間賞争いをする選手だと思います。
2年連続5区を経験していることも大きく、特殊区間に計算できる選手がいることはチームにとって非常に大きい存在です。


④全日本後に試合出場なし


主力選手が全日本大学駅伝後から試合で姿を見せいないのも不気味。上尾ハーフなどロードレースがない影響もあるかもしれませんが、トラックレースにも主力選手は出て来ていません。
千葉県の富津市で何回か合宿を繰り返し行っているようで、完全にロード仕様の20kmをしっかりと走れる練習を積み重ねていると思います。


⑤エントリーメンバー外が好調

 

12月の日体大記録会10000mでエントリーメンバー外の神薗選手が28分42秒、宇留田選手が28分47秒の好記録。メンバー外がこれだけ走るということはエントリーメンバーは相当、力が付いているという解釈も出来るのではないでしょうか。

 

レースなど客観的な判断材料は少ないですが、東海大学も十分、王座奪還できる戦力を整えています。名将両角速監督は虎視眈々と王者のイスを狙っている事は間違いないでしょう。

 

ちなみに来年の箱根駅伝青山学院大学の原監督が5強対決と言っていましたが、その5強が
青学大東海大、駒大、明大、早大
私はそこに東洋大学も入れて6強対決だと見ています。(予選会校だと順大、中大も面白い)


来年の箱根駅伝は5区と6区のウェイトがかなり大きくなるのではと考えています。(個人的意見です)