airuchannelの日記

初めまして、子育て、駅伝、スポーツなど様々なことを書いていければと思います。特に駅伝は三大駅伝、ニューイヤー駅伝なども見に行くほど好きです。ほとんど駅伝記事になるかもしれませんが、よろしくお願いします。

第104回日本陸上競技選手権大会・長距離種目 10000m編

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いよいよ日本選手権が明日に迫ってきました。今回は10000mについて個人的に注目する選手など書きました。開催時期的にも好記録が予想され、日本記録を何人か更新するようなレースになってくれればなと思っています。

なぜ大阪出張が月曜日だったのかという悔しさも残りますが、全力で応援したいです。

 

注目選手① 田澤 廉(駒澤大学

今年11月の全日本大学駅伝のアンカー勝負の走りを思い出すかもしれませんが、田澤選手の真骨頂はトラックにあると思います。高校1年次に3000mで国体2位。高校2年生で5000m13分台に入ると高校3年次はアジアジュニア選手権で2位、インターハイで7位、国体で6位とトラック種目で実力発揮します。

大学1年次の関東インカレ2部5000mでも7位入賞(日本人2位)と1年目からトラックレースでの強さを発揮しています。今年の日本インカレでもただ一人、留学生についていき、28分22秒48で日本人トップの4位と勝負強さを見せています。

その潜在能力は数々の名選手を育て、見てきた駒澤大学の大八木監督も絶賛するほどです。

駒澤大学のチームメイトたちが続々と好記録を連発していますし、その駒澤大学の中でもずば抜けた存在感を放っている田澤選手ですので、日本選手権での大暴れする予感がします!

自己記録は昨年の雨が降りしきる中、八王子ロングディスタンスで記録した28分13秒2間違いなく、それは更新してくるでしょう。オリンピック標準記録を狙うハイペースな展開になると思いますが、どこまで食らいつけるのか、そしてどんな好記録が生まれるのか“怪物田澤”を見せてもらいたいです。

 

注目選手② 佐藤 悠基(SGHグループ)

3000mSC、5000mに引き続き、ここにも私の中のレジェンドが登場します。今年、日清食品グループよりSGHグループに移籍。いまだに第一線で活躍するスーパースターです。石田洸介選手(農大二高)が逸材として騒がれていますが、元祖は佐藤悠基選手でしょう。いまだに破られない28分07秒39という10000mの高校記録(当時はカーボン・厚底シューズなし)はかなり異次元の記録と言っていいでしょう。

今年34歳にしてトラック種目で日本人トップクラスの選手として活躍しているのもすごいです。マラソンで長く活躍する選手はいますが、トラック種目~マラソンまでこなし、そしてまたトラック種目の最前線に戻ってくるあたり並みの選手で張りません!若手の頑張りとベテランの頑張りが日本の陸上界を盛り上げると思うので、佐藤選手の快走にも期待したいです!

 

優勝争いは?

はっきり言ってわかりません。近年の日本選手権では実力がかなり拮抗しているような気がします。しかし、今回の日本選手権は東京オリンピックの代表選考がかかっており、ハイペースになることは間違いありません。オリンピックに出場するためには優勝と日本新記録更新が絶対条件となります。

 

標準記録は27分28秒00 日本記録27分29秒69

 

レース展開はオープン参加のクレオファス・カンディエ選手(三菱重工ベナード・コエチ選手(九電工らが標準記録を突破するペースでレースを作ると思います。そこにどこまで食らいつき、勝負していけるのかということになると思います。

気象条件が良く、レース展開がハマれば何人か日本記録が更新されるレースになるかもしれません。

 

資格タイム27台の有力選手

 

鈴木健吾(富士通)     27分49秒16

設楽悠太選手(HONDA)      27分53秒67

相澤晃選手(旭化成)    27分55秒76

西山雄介選手(トヨタ自動車)27分56秒78

田村和希選手(住友電工)  27分57秒14

大迫傑選手選手(NIKE)     27分57秒41

河合代二選手(トーエネック)27分58秒13

伊藤達彦選手(HONDA)        27分58秒43

 

資格タイムは28分台だが好調なら面白い

 

村山紘太選手  (旭化成)     自己記録  27分29秒69 日本記録

鎧坂哲哉選手(旭化成)     自己記録     27分29秒74 日本歴代2位

村山謙太選手(旭化成)  自己記録     27分39秒95 日本歴代7位

 

調子次第では大幅な記録を更新して絡んできそう(個人的に)

 

田澤 廉選手(駒澤大学)  28分13秒21

西山 和弥選手(東洋大学) 28分03秒94

浦野  雄平選手(富士通)      28分25秒45

 

ということで勝手に色々と書かせてもらいましたが、12月4日(金)の10000mが今から楽しみです!