第282回 日体大記録会 またしても高校生が13分台!
日体大記録会でまたも高校生が13分台を出しました!本当に今年は記録ラッシュです。
前日の10000mでも大学生、実業団が好記録で走っており、記録ラッシュは本当に続きます。
大学、実業団は10000m28分台前半、5000m13分台は当たり前になってきました。
今、凄い!と思っているタイムが来年は標準になっているかもしれません。
ただ、好記録を出した選手の殆どが渦中のナイキのスパイクでした。(誤解のないように普通のシューズで好記録の選手もいます)
選手の努力による走力アップ+最新の技術というのが今の長距離会の常識となりつつあります。
甥っ子の先輩はメルカリで4万円くらいでナイキズームエックスドラゴンフライを落札したそうで、定価では手に入らない状況が続いています。
早く安定供給してみんなが履けるときが来ると良いですね。
では後半の組のみ高校生について書きました。
14組
吉田礼志(拓大紅陵) 14分06秒28
長嶋幸宝(西脇工業) 14分13秒31
吉田選手が好記録!タイムだけじゃなく、ほとんどレースを引っ張っていたらしいので次の組だったらもしかしたら13分台も...
さすが関東高校駅伝1区区間賞といったところでしょうか。
高校1年生長嶋選手も好走!来年は13分台に突入すると思います。中学時代から強い選手ですが、順調に伸びています
15組
緒方澪那斗(市立船橋) 13分59秒31
東海林宏一(山形南) 14分01秒97
平林清澄(美方) 14分03秒41
山川拓馬(上伊那農) 14分10秒48
佐藤条二(市立船橋) 14分12秒77
甲木康博(城西大城西) 14分15秒89
この組で高校2年生の緒方選手が13分台!先週の東海大記録会では後半伸びず、13分台とはなりませんでしたが、今回はしっかりと13分台で走り切りました。各大学のスカウト合戦が予想されます。
東海林選手も惜しかった!東北高校駅伝1区で29分14秒で区間賞獲得した実力は本物でした。
平林選手も自己記録を更新してあと一歩!平林選手は確かアシックス ユーザーです。
山川選手は先週の東海大記録会で14分01秒と13分台とあと一歩。今回こそはと走りましたが伸びませんでした。佐藤選手も先週13分台で走っていますが、今回は伸びず。
やはり2週連続でピークを持ってくるのは難しそうです。
甲木選手は前回の東海大記録会を欠場して日体大一本にしてきたのですが、上手くピークが来なかったか?13分台の実力はある思うので、年内にもう一度チャレンジしてもらいたい。
16組
五十嵐喬信(水戸工業) 14分20秒35
五十嵐選手も先週引き続き、出走しましたが、伸びず。最終組でペースが速かったこととやはり2週連続で合わせ流のは難しかったと思います。
記録会が開催されるたびに新たな13分台ランナーが生まれています。
次回は年末に行われる平成国際大記録会あたりで新たな13分台ランナーが生まれる予感がします。